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業務用エアコンの電気代を抑えるには【消費電力】

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業務用エアコンログの堀田です。

今回は業務用エアコンの電気代についての記事になります。
やはり、ランニングコストとして最も気になるのが電気代ですからね。

 

 

 

①電気契約は大まかに2種類ある
②業務用エアコンの電気代はどのくらい?

 

 

 

①電気契約は大まかに2種類ある

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通常、何かしらの機器には電源からコンセントを差し、
電気を供給する事が必要となってきます。

 

その電源には大まかに
動力電源(低圧電力)」と「電灯電源(従量電灯)
2種類の契約があります。

 

動力電源と言われる電源は「3相」とも呼ばれ、「三相3線式200V」の事を指します。
主に業務用の電源という認識が有り、工場等の大型機器に使われる電源です。

 

その名の通り、3本の線が通っており、
3本の電線各々が位相の違う電源供給しているので、
モーター類には最適で、大型機器の場合は電気代等、もろもろのメリットが大きいです。

 

対して電灯電源と言われる電源は「単相」とも呼ばれ、
「単相3線式100Vと200V」の事を指します。こちらは、家庭用で使用される電源で、
3本の内2本の電源を使い100Vと200Vに対応しています。

 

それぞれの簡単な違いとして、東北電力のメニューで言えば下記の様になります。
どちらも1kwあたりの料金です。

 

○動力電源・・・基本料金が高く、電気代が安い
【基本料金=1,242円00銭】
【ランニングコスト=14円23銭~15円66銭】

 

○電灯電源・・・基本料金が安く、電気代が高い
【基本料金=324円00銭】
【ランニングコスト=18円24銭~28円75銭】

 

工場の様な年がら年中電気を大量消費する業種であれば、
間違いなく動力電源の方がお得になります。
最大でランニングコストが半分になるのですから!

 

ただ、業務用エアコンの場合も大型機器の部類になるので、
動力電源が最適だろうと思う方がいらっしゃると思いますが、
エアコン単体で見た場合、電灯電源の方が若干お得なのです。

 

というのも現在は可変型のコンバーター制御装置がほぼ全てのエアコンに入っており、
電力消費が驚く程しなくなりました。
10年前のものと比べて総じて半分以下の電気代になりました。

 

昔はこのコンバーター制御がなく、
全て「1馬力=0.75kw」で一定でしたので非常に電気代が高く、
動力電源の方がお得だったのです。

 

ちなみに、動力電源は電気代がお得なので、
そこから電源を供給する事も可能ではあります。

 

しかし、電力会社との契約上にそれは契約違反と記述されているので、
出来ても行ってはいけません。違反してバレた場合は違約金を支払うことになります。

 

 

 

②業務用エアコンの電気代はどのくらい?

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現在の業務用エアコンの電気代を正確に計算するのは難しいです。
先程も書いた通り、コンバーター制御により常に室内環境で可変しているからです。

 

例えば、

ただ、大まかな計算方法はあります。
ダイキンのSSRC40BT(V)という製品の例で言えば、
冷房が3.6kw(1.7~4.0kw)と書いてあります。
こちらの製品を先程の東北電力の動力電源で契約し、1日12時間運転したとします。

 

3.6(キロワット)×12(時間)×15円66銭(電気料金)=676円512銭

 

結果、こちらの製品の半日の料金は約676円になります。
月間では約20,280円となります。

 

しかし、「3.6kw(1.7~4.0kw)」という記述のカッコ内は、
その値まで可変する事を示しているので、詳しい算出は難しいです。
冷房の付け始めはフルパワーで稼働するので4.0kw。
その後室内の温度が一定になれば3.6kw以下。という認識になります。

 

よくエアコンを入れたり消したりすると電気代がかかる!
というのは可変式のコンバーターを積んでいるからになります。

 

 

 

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